日本の家を、もっと暮らしやすく。

デザインや間取り、設備などに流行り廃りはありますが、「夏は涼しく冬は暖かい家で暮らしたい」という思いは、おそらく普遍的なものなのではないでしょうか。安心・安全に、そして健康で快適に暮らすために、多くの人が断熱性や気密性、省エネ性などの性能を求めるようになっています。ところが現在の日本では、壁や窓などの断熱性能について国が省エネルギー基準を地域別に規定しているものの、それは義務ではなく単なる目安にすぎません。しかも最高の基準でさえ、欧米の1998年基準以下。実は日本の家の性能は、世界最低レベルなのです。この状況を打破するため高性能住宅コンソーシアムでは、全国の住宅会社・工務店と協力関係を結び、住宅の品質および資産価値向上を目的とした研究開発機関を産学連携で立ち上げました。「大手ハウスメーカーの家なら間違いはない」「最高等級の評価基準を満たしていれば大丈夫」「ある程度の暑さ寒さは我慢するもの」そんな思いこみや決めつけはなくしてしまったほうがいい。日本の家を、もっと暮らしやすく。私たちは、人に、健康に、財布に、建物に、そして地球にやさしい⾼性能住宅の普及を通して、この国の住環境を変えていきます。

高性能住宅コンソーシアム

高性能住宅コンソーシアムは、2016年7月に設立した非営利型の一般社団法人です。
高性能住宅の普及促進活動によって住生活の向上を促し、広く社会に貢献することが目的。
全国各地の建材メーカーや住宅会社・工務店、さらに各分野の教授と連携し、
住宅の品質や資産価値向上に向けた研究開発を行っています。
高性能住宅コンソーシアムでは住宅の性能設計を担っているため、お客様の家を自ら建てることはありませんが、
確かな技術とノウハウを持った住宅会社・工務店を、対応エリアの中からご紹介します。
まずはその性能を高さをモデルハウスにてご体感ください。

ZEHの性能を超える S-ZEHの家

快適で健康的な室内環境を実現し、年間で使用する住宅のエネルギーを概ねゼロにする。政府が普及を推進するゼロエネルギー住宅は最低基準であり、本当に住んでもらいたいのはゼロエネルギーを超えたS-ZEHの家なのです。

大学など学術機関の知見を活かす

各分野の教授と連携

各分野の教授と連携

高性能住宅コンソーシアムでは、各分野の教授と連携することによって、より高度な計算やシミュレーションを行っています。

世界基準の環境性能を目指す

S-ZEH研究会

S-ZEH研究会

全国の住宅会社・⼯務店を対象に⾼性能住宅の設計を支援するとともに、建材メーカーや学術機関と連携し共同で技術開発を行っています。